東吾妻町(群馬) 観音山(540m) 2020年11月29日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 5:49 登山口−−6:12 観音山−−6:28 登山口

場所群馬県吾妻郡東吾妻町
年月日2020年11月29日 日帰り
天候
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場登山口に駐車場あり
登山道の有無あり
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望東方向に展望あり
GPSトラックログ
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コメント日本山名事典記載の山。先週誤ったピークに登ってしまったので今週はリベンジ。南側の不動堂から登山道があり。先週の迦葉山と同様に岩っぽい山で胎内潜りあり。この時期は落ち葉に埋もれて道は分かりにくい。山頂には石仏、祠あり




不動堂前の駐車場 観音山登山口

胎内窟入口。結果的にはここを登る必要はなかった 短い洞窟ですぐに出口になる
落ち葉に埋もれて登山道が分かりにくい 山頂、金堀穴方面は右へ
金堀穴。本当に金鉱があったのか? 庇状に突き出した岩
岩の根元の標識。岩を潜る登山道は通行禁止。上へ 鎖場が登場するが鎖を使う必要なし
東の空。明るくなってきたが夜明けはまだ 観音山山頂
最高点の祠 観音山から見た東の展望
観音山から見た榛名山 登山口付近は巨岩の谷間を歩くのが正解
登山口 登山口の案内板
駐車場 駐車場対岸の源泉。今は使われていない模様


・先週のリベンジで観音山へ。先週の「下見」で車道に観音山の案内があったので登山道があるのは間違いなし。問題は登山口がどこにあるかだが、地形図を見ると南側のお寺マークが最有力だ。他は車道から遠いし余分な尾根を越える必要がある。

・お寺マークへと車道を入ると終点は不動堂という立派な無人の建物であった。この入口に登山道の案内標識が立っていた。駐車場には公衆トイレあり。

・まだ暗い中、LEDライトを点灯して出発。距離が短いし、このまま上を目指せば山頂なので途中で道を見失っても適当に登れば山頂に到着できるだろう。

・登山道からすぐに巨岩地帯に出て、ここで道が不明に。とりあえず右手の巨岩に梯子がかかり「胎内窟」の看板が出ているので入ってみることに。まるで先週の迦葉山のようだ。

・短い梯子を登ると左に延びた短い洞窟を抜けて谷間に出た。入口からここまで岩の左を迂回して直接登ることが可能で洞窟を通る必要は無かった。次は左手の大きな岩の高い位置に白い標識が見えたが、おそらくこのまま巨岩の谷間を登って行けばいいのだろうと無視して適当に登って行く。ここは岩っぽいので道の有無は暗闇の中ではほとんど分らなかったので、谷地形の中央付近の歩きやすいところを適当に登っていった。

・やがて標識が登場し山頂は右を指していた。直進方向にも明瞭な道があるが無視。右に曲がってすぐに岩の下に小さな坑道口があり「金掘穴」との案内標識あり。しかしこの付近に本当に金鉱があったのだろうか? この付近の岩は主に古い安山岩で大昔は火山だったと思われるが、通常、火山性の鉱脈は熱水鉱床が多いと聞く。熱水鉱床とはマグマに含まれた高温の水分に溶け込んだ各種鉱物がマグマ&水温の低下と共に析出して鉱脈を形成したもの。このタイプの鉱脈は石英(場合によっては水晶)を含んでいることが多く、金脈も石英と相性がいい。しかし見る限りは石英の白い岩石は皆無で熱水鉱床があるようには見えなかった。それとも暗闇では見えないくらいの小規模な石英脈があるのだろうか。

・さらに登って小尾根に出ると庇のように突き出した巨岩の直下に案内標識があり、どちらも山頂に行けるとのことだが、巨岩の下を通って右を巻くようなルートは通行禁止となっていた。素直にまっすぐ上を目指すことに。

・これより上部は一部に鎖場があるが鎖を使う必要はない程度のもので、登山口付近と比較して岩の度合いが減って背の高い落葉樹林に囲まれた普通の低山の趣であった。

・最後は傾斜が緩んで最も奥が観音山山頂であった。石仏が1体と祠が3つあり、昔から信仰の山として登られていたことが分かる。山頂は岩っぽくないが東側は切れ落ちているようで東のみ樹林が開けて展望が得られた。まだ日の出前なので眼下の群馬原町駅周辺の街明りが輝いていた。昨日は北西の冷たい風が強かったが今日はほとんど無風であった。気温も思ったよりは冷え込んでおらず+4℃くらいあった。

・帰りはほ往路を戻る。

・山登り自体は問題なかったが、帰宅までの車のルートの方がヤバかった。鳥居峠や菅平周辺は多少の積雪はあっても路面上には雪が無いと予想していたが、国道は融雪剤が撒かれていたので雪は無かったが、県道は場所によっては路面が真っ白。積雪はせいぜい1,2mmで大したことはないが夏タイヤでは十分に減速しないとカーブで滑った。幸い、積雪のある区間には急坂は無いので夏タイヤでも走行可能だったが、そろそろ峠道は冬タイヤでないとダメだ。長野から県外に出るにはほぼどこにも峠があるため、温暖な関東に出かけるにも冬タイヤが必要。次の週末の天気予報を睨みながらいつタイヤ交換するか考えよう。

 

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